ママと僕。

今日、通勤途中で二組の親子連れを見た。
いずれもママと僕(多分小学生くらいかなー)の組み合わせ。
始めに見た母子連れは、倦怠期のカップルのような空気で、
というかママが一方的に機嫌が悪いようで僕ちゃんが
「ママ、席に座ってもいい?」
(決して口に出さないがそういう仕草)と問いかけてもママはしかとだ。
綺麗でオシャレなBERYやメイプル系のママだった。でもそんなにしかめっ面で周りを睨まなくてもいいのに。駅に向かうバスの中で、その二人は一言も口を聞かない。僕ちゃんは眼鏡をかけた頭の良さそうな子だ、でも決してかっこいいとか可愛いとかってタイプでわない。ママに似ている訳ではないから「多分親父はこんななんだろなー」とか眺めてバスを降りた。

　次に電車で隣の席に座った母子連れは、バスでの二人とはかなり対照的だった。
僕ちゃんが楽しそうに「ママ、あのね学校でね、こんなの習ってね」と楽しそうに話している。ママも「あら、そうなの。そんなの覚えたの、すごいねー●●くんは!(息子のことね、多分)」楽しそうだった、子供の笑顔も可愛かったし、ママの眼差しも優しかった。

後者の母子連れは、前者とは違い、ママもおしゃれに気を使うタイプではなかった。結構対照的。
僕ちゃんの方は大差ないけど、どっちかっていうと勉強よりかは、わんぱくに遊んでる印象かな。
人様の家庭をちらっと見ただけで、私ごときが何を言えるわけでもないですが。
結婚をして、家庭を築き、子を産み、育てるってのはかなーり大変だと思う。準備してできる場合もあれば、いきなり出来る場合もあるし。ノイローゼになるかもしれんし、機嫌だって悪くなるだろう。でもさー、話してやれよ、とかって思った。特に男の子にとってお母さんて、存在がでかいからね。その子にとっては、大きくなるまではママやパパや
家族って言うのが世界の全てなわけじゃん。物わかりのいい子供や、他人の顔色を伺うような子供ってのは、
どっかで必ず反動が出てしまう事が多く、大人になっても何か問題があるのっていうのは90%強、
子供時代の母親との関係が影響している。成長期に出来なかった事を、必ずやり返す時期っていうのがくるそうだ。
それがうまくいけばいいけどね、うまくいかないと結構大変みたいだよ。50代を過ぎて「あたしは一体何者なんだろう」って考え、とらわれるむなしさっていったら、想像したくないよね。
(ネタ提供：某臨床心理士の先生、お世話になってます)
まあ話は脱線したけど、愛情っていうのは大切であって、一番身近な家族にこそ、愛情と感謝をもって接しなくてはならない、
と思った、すごくシンプルだけど。朝から。(そして考え込んで遅刻←単なるアホ)
男が仕込み、女が育む。女が転がし、男が戦う(働く)。それで平和です、プレアデス。