脳のストレッチ
最近、英語が必要とされる機会が多い。とはいっても
「週に2回駅前留学してます。」「実はTOEIC 800スコア。」
「昔、シカゴにしばらくいて、とあるパーティで回し続けてた」
とかでもないので、今まで学習した分を脳内から検索して使い、
かつ、ちょろちょろと新単語/新表現もつけ加えているのだが
全然間に合わない。間に合うわけがないのだが、目の前にいる
外国人に細かなスケジュールの確認などをしなくてはならない。
そんななかで、最近考えついた苦肉の策が
「文法の順番を変える」ことを強く意識すること。
日本語と英語では、文法、文章を作る時の言葉の並べ方が異なるので
「私は、去年のVISION QUEST野外パーティには行ってない。」
を
「私は、行ってない。VISION QUEST野外パーティに。去年の。」
という風に並べ替えればだいぶそれらしく通じるようになる。気がする。
あとは細かい部分を抜きにして(笑)、自分の伝えたいことを
なるべく的確に相手に伝わるように文章を作る。。。割と楽しい。
いつも頭の中では、ぐるぐるぐるると色んな日本語が渦を巻いているのだが
イングリッシュモードに切り替わると、スッキリとシンプルな脳内になる。
他言語を話すということは、自分の脳内OSに英語ソフトをどこかから
ダウンロードしてきて使う、とか、自分にとってはそんなイメージ。
英語、なじみ深いけれど、深い意味までよくわからない、
平仮名・カタカナとか枝分かれしてるものもないとってもシンプルな言語で
相手とコミュニケーションを取っている時の方が、普段の日本語脳よりも
考えることが少なくてたまに脳のストレッチをするのにすごくよいのです。
(いちいち相手の言葉を日本語訳することはしない。極力思考も全て英語で)
「英語の勉強をするのに文法よりも会話が大事」みたいな風潮が強い日本ですが
本当にコミュニケートしようと想うのであれば、文法の知識がないと無理です。
外国人慣れしてないシャイでお人好しな日本国民の特性上、はじめの一歩的に
「勇気をもって話をしよう!」で会話重視になってるだけだと想うのだが、
もっと上手に文法を叩き込む教育プログラムの登場を心待ちにしている。
無理のない程度に、時間を見つけて学習しようと想う今日この頃です。
とは言っても、『シンプソンズ』みるくらいだろうなー。。。Doh!
(わたくしも、学生時代グラマーの授業はあまり好きではなかった。しかし最近に
なって「チャート式英文法」などの本のありがたさを痛感している次第です。)