ぐるぐるサブウエィ。

毎日仕事をするのはイヤなんだけど
通勤途中の楽しみは読書です。
しかし、地下鉄を二回も乗り換えるため
中断されまくりです、帰りは目が疲れて読む気にならんし。
ですが、最近乗り換えする時のルートの長さや形状を
体が把握したので、そんなに早歩きをしなければ、
二宮金次郎状態で読書を続けられます。
最近読んだのは「仮面の告白／三島由紀夫」です。
多分小学校の時に読んだフリして全然意味がわかってなかったし、なぜかいつまでも本棚にあり、なおかつ新しいのを買ってもまた十年くらい読んでいなかったので、読みました。
感想としては、地下鉄で読むのには向きません。酔います。
もっと静かな所でどろどろと内側に入り込むように、
そして目が回るような感じを体感するのがオススメです。
しかし、美しい日本語です。簡単に言ってしまえば、
女より男に興味がいってしまう悩み、について書いてあったりするのだけれど、やはり頭がいいだけに、素晴しい言葉の数々を手玉に取って攻撃して来る三島節、いいです。
その後金閣寺にいこうかと思いましたが、ナイスタイミングで友人から「夫婦茶碗／町田康」を借りたのでそれを
通勤のお供にしております。おもろいです、マチコウ。